皆さん、こんにちは。企画・運営担当の巽です。
学校は夏休み入り。本格的な夏到来!というか、今年の夏は随分前から始まっていてとても長く感じます。いかがお過ごしでしょうか?

さて、7月22日(月)に第7回調理実習付応用薬膳講座を開催いたしましたので、今回はその報告をさせていただきます。

今回のテーマは「薬膳で『美肌』をめざそう」。
美肌になる化粧品の宣伝が世の中に蔓延しています。それだけ女性の関心が高い重要なことですよね。
一人でも多くの人がもっと美しくなれば世の中がもっと素敵になると思います。

でも体の外側だけケアするだけでは、健康的な美肌の維持には十分でないのもまた事実。体の内面のどういったところのケアが重要なのかについて薬膳の考え方をまとめてみました。

前半の1時間半は、梁ペイ先生による同テーマに即した講義です。
キーワードは「潤肺」と「養腎」。それと、今から何百年も前に書かれた本草綱目にも美肌のための注目の食材の記載があるそうです。
人の美は永遠の課題なんですねえ~。

 
 
そして、後半の調理実習は、今回初登場の金井ひかり先生による調理実習タイム。

上述の「美肌を目指す」に配慮したレシピは、
   1.鰻のひつまぶし風ご飯
   2.白きくらげとホタテのサラダ(クコの実ドレッシング)
   3.杏仁豆腐
の3種類です。

 

 

 

 

 

 

金井先生は普段は、自然食レストランで調理を担当されています。また、独自に料理教室も開かれており、参加者の方々と楽しそうに、まったりと、そしてとても丁寧に調理が進みました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
調理実習後は、先生方とともに試食の時間。

丁寧にとったかつお節のだし汁をうなぎご飯にかけていただくのですが、だし汁の香りが素晴らしく、 うなぎやご飯(白米、黒米、はと麦)のおいしさを上手に引き立てていました。
土用の丑の日にこんなにおいしいうなぎご飯を食べて美肌になれるって、ものすご〜く人生得した気分になりました。

試食しながら皆さんからは改めて今回のテーマやレシピに関する質問があり、いつもどおり和気あいあいと楽しみながら3時間の講座が修了しました。

上述のとおり、応用薬膳講座は施膳を中心に据え、レシピを考え、調理し、試食する、実用性の高い体験型の講座となっています。毎回完結したテーマなので1回だけの受講でもすぐにご自宅で気軽に再現できる実践的なプログラムになっています。

次回は、8月26日(月)。テーマは「薬膳を季節で考えよう(秋)」です。みなさんのご参加を心よりお待ちいたしております。

それでは、また。

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中医営養・薬膳学研究会
企画・運営担当
(2013.08.01)