皆さん、こんにちは、中医営膳会「薬膳講師養成講座」第三期生の上野です。
2014年11月29日に行われたシリーズ講座第3回について報告します。
 
講座を受講して、プレゼンは氷山の一角なのだと感じました。
面白くて分かりやすいプレゼンの下には、見えている部分の何十倍もの努力(準備)が存在する。 更に、伝えたい情熱が創意工夫となって資料に表れ、言葉に乗って聴衆に伝わる。個性がスパイスとなって聴衆を飽きさせない。
今回の講座では、その見えない部分である準備にスポットが当てられました。

まず、講座のキーワード‘プレゼン’の意味や種類、手段(方法)が定義されました。
これは、とてもよく耳にする言葉でも使われ方や使い手によって持たれるイメージが広範囲に及び全く違うことがあるので、 講師が考えている意味を聴衆に正しく理解してもらうために大切なひと手間です。

次に、プレゼンの準備で何を(What)どのように(How)準備すればよいのか、資料の構想から作成、確認して練習するところまで、 講師の経験をもとにしたアドバイスや注意事項などを盛り込み、詳しくきめ細やかな解説がありました。
特に、準備にかける時間配分では、グラフが非常に印象的で分かりやすかったです。
また、内容を決定して資料を作成していく「割り当て・順序付けの作業手順」では、 Word のアウトライン機能やポストイットの活用術を紹介していただきました。
大変便利で、プレゼン資料作りだけてなく色々なことに応用できそうです。

最後に、プレゼンを実施する際のアドバイスと、プレゼンスキル向上のための+αとして、参考文献を紹介していただきました。
斬新で面白いものもあり、あらためてよく目を通したいと思います。
入念な準備にプレゼンの成否がかかっていることを実感した、非常に有意義な講座となりました。

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中医営養・薬膳学研究会
(2014.12.22)