皆さん、こんにちは。企画・運営担当の巽です。
いかがお過ごしでしょうか?来週からはいよいよ4月ですね。学校や社会での生活環境が大きく変わる方も沢山いらっしゃると思います。ストレスがたまりがちな季節ですが、決して無理をせず、がんばらずに、がんばりましょう。


さて、去る3月25日(月)に第3回調理実習付応用薬膳講座を開催いたしましたので、今回はその報告をさせていただきます。

この講座は、他の理論中心の講座と違い、施膳を中心にレシピを考え、調理、試食する、実用性の高い体験型の講座となっています。毎月1回、3時間で、12月まで開講していく予定です。
毎回完結したテーマなので1回だけの受講でもすぐにご自宅で気軽に再現できる実践的な内容の濃いプログラムになっています。


第3回目の今回のテーマは、『薬膳を「季節」で考えよう〜春』」でした。 前半の1時間半は、梁ペイ先生による同テーマに即した講義です。

内容は、1.何故薬膳を季節で考えなければならないのか 2.四季食養の施膳基本、という基礎編と、3.春季の特徴と施膳原則に関する実践的なお話でした。自然界では新しい命が芽吹く春。自然界の一部である人の生理活動も活発になります。そんな春という季節独特の環境下で薬膳を考える上で留意すべき点が総括されました。

そして、後半は、吉野先生による調理実習タイム。弁証施膳として「平肝滋陰」、「清肝補陰」、「健脾養胃」、「養肝消食」。それに対して料理は、「菜の花とホタルイカの酢味噌和え」、「鰆の春の訪れ」、「グリンピースごはん」、「桜デザート」の4種のレシピでした。今回も吉野先生には、料理のコツや材料の特徴等についてたっぷりと時間を掛けてご説明いただきました。

調理実習後は、両先生とともに試食タイム。今回は第3回の開講となり、リピーター参加の方と初参加の方が自己紹介や情報交換をしておられました。和気藹藹とした雰囲気の中で、みなさん新しい薬膳仲間ができ、職業の垣根を超えた交流の時間を終えるのは名残惜しいものでした。

また、私の大好物のグリンピースごはんがあってとてもうれしかったです。この季節になると、お袋が良く作ってくれた懐かしい1品です。今回の4品も量もたっぷりとあって満腹になりつつ、あっという間に3時間が過ぎました。

 

 

 

 

 

第3回目の今回は、会場を新たにJR渋谷駅からすぐにある「文化総合センター大和田」に変えての開催となりました。
今後は当面、こちらの会場を使わせていただく予定です。
次回は、4月22日(月)、テーマは、「薬膳で『アンチ・エイジング』に取り組もう」です。みなさんのご参加を心よりお待ちいたしております。

それでは、また。
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中医営養・薬膳学研究会
企画・運営担当
(2013.03.31)