テーマ:「学んで得する、聞いて役立つ漢方講座」
日時:2018年9月22日(土) 13:00〜17:00


本講座では、第一線でご活躍されいる4名を講師としてお招きし、それぞれの分野におけるご経験・ノウハウ等を語っていただきます。今回ご講演いただくテーマは、様々。いずれもきっと、何かハッとする新たな発見・知識が得られることでしょう。

プログラム

1.「知っておきたい漢方薬の知識と飲み方」(13:00~13:40)

中島 実 氏 (日本漢方生薬製剤協会 広報委員会副委員長)

[概要]  漠然と自然の恵みで体に優しいなどとイメージしている漢方薬について、「誤解していたことがあるかもしれない」や「本当はどうなんだろう」など、知っておきたい知識をわかりやすくお話しします。たとえば、漢方薬の原料となる生薬、この生薬の組み合わせで効果が変わります。症状に合った漢方薬を使うことで、治療効果への期待が高まります。それを理解することで、お医者さんや薬剤師さんの使用漢方薬の選択や服薬指導も納得のいくものになることでしょう。そして、製薬企業に寄せられる、飲み方の疑問についても具体例を挙げて解説したいと思います。皆様の健やかな生活を継続するために、漢方薬がお役に立てることを願ってお話しさせていただきます。

[講師プロフィール]
1981年 株式会社 津村順天堂(現:株式会社 ツムラ)入社
     MR(医薬情報担当者)山梨県、長野県、東京都の大学病院を中心に基幹病院を担当
1995年 広報室
2003年 経営企画室
2009年 コーポレートコミュニケーション室
2010年 日本漢方生薬製剤協会 広報委員会 広報担当兼任

2.「漢方の力で妊活」(13:40~14:40)

西野 裕一 氏 (誠心堂薬局 代表取締役)

[概要]  2015年の出生動向調査で、妻の年齢が50歳未満で結婚後15~19年の夫婦のうち、不妊の心配をしたことがある割合は29.3%と全体の3割に近く、増加傾向にあります。また約15.6%の夫婦が治療を受けているため、夫婦の6組に1組が不妊に悩んでいると言われています。さらに平成22年人口動態統計では、約10年で35歳以上の出産の割合は倍増し、40歳以上の出産割合は2.5倍以上となっています。しかし35歳以上では年々染色体異常の比率が増え、35歳で約30%だった比率が40歳では約80%以上になるため、流産率が高くなります。高度医療を受ける事で受精率は高まりましたが、受精卵の質を高めることは難しいと考えられています。漢方薬による卵子の老化を予防する考え方を検証してみたいと思います。

[講師プロフィール]
薬剤師、鍼灸師、国際中医師認定A級
中国漢方普及協会会長
北里大学薬学部薬学科卒、東京医療福祉専門学校卒

1987年 千葉県市川市に誠心堂薬局を開局
1997年 株式会社に組織変更
2004年 新浦安に漢方薬局と鍼灸院の併設1号店を開業
2012年 中国上海に誠心堂上海健美養生店を開店

漢方と鍼灸を組み合わせた独自のメソッド「誠心堂式三焦調整法」を開発。不妊治療やアトピー性皮膚炎の治療で多くの症例をもつ。漢方や鍼灸をはじめとする中医学の有用性の啓蒙・普及活動に努めている。

《主な著書》
2002年『漢方スキンケアで、かゆみ、カサカサ、ジュクジュクが消えた!―皮膚の保護・保湿成分「セラミド」を強化すればアトピーは良くなる!』単行本 発行(西野裕一著、西野泰生監修
2005年『中医美容・美肌ハンドブック』単行本 発行(中国漢方普及協会著)

3.「腰痛や肩こりに効く漢方治療と養生法」(14:50~15:50)

     薛 葉祥 氏 (イスクラ産業株式会社 中成薬事業部 中医学講師)

[概要]  会社に勤める方なら肩こりや頭痛、肉体労働者なら腰痛やひざ痛など、どんな仕事をしていても体の不調はつきまといます。特に中年以降ともなると、体のどこかが痛くなる方が多くなります。ところで、体のどこかが痛い時、私たちはマッサージに通ったり、患部に湿布を貼ったりしますが、あまり良くならなかったり、一時的に症状が和らいでもすぐにまた痛み出して、慢性化してしまうことがめずらしくありません。これは一体なぜなのでしょうか?中医学と西洋医学を融合した観点に立ち、長年の健康相談の実践経験から、その原因と改善方法をご紹介します。その一つとして、昔から中国では上品として今でも愛用され続け、雲南省などの高山に生息し、3年~7年程度かけて大地の栄養を吸収して来た天然植物をご紹介します。

[講師プロフィール]
世界中医薬学会聯合会骨傷専業委員会理事
日本中医薬研究会専属講師
登録販売者
専門分野は自律神経失調症
所属団体:長野青年会議所、日中友好協会

1986年 国立福建中医薬大学卒業
     整形外科研究室助手として3年間勤務
1989年 名古屋大学医学部整形外科研究生
    医学研究科自律神経行動科学専攻博士課程修了
1995年 大手漢方相談薬局にて15年間勤務
1998年 長野市保健所食育推進会審議員
1999年 長野県教育員会帰国子女支援相談員
2013年 イスクラ産業株式会社入社
日本中医薬研究会専任講師として中医学普及活動に従事

《主な著書》
『中国非薬物療法』(共著、中医薬出版社)
『漢方ごはん』(共著、河出書房新社)

4.「子供薬膳とは?」(15:50~16:50)

梁 ペイ 氏 (一般社団法人 日本中医営養薬膳学研究会 代表)

[概要]  子供の体が必要とする食べ物は何か。子供の成長期に合わせ、その時期の体が必要な食材を選ぶこと、そして、何より「楽しく、美味しいと感じて食事をする」ことが、子供薬膳を考える際のポイントです。中医学の古典『黄帝内経』を通して、子供の発育の過程に伴う各臓腑の生理変化に対応する施膳方針を知っていただき、お母様たちをはじめ、育児関係者や給食関係者の方々に役立つ内容をお伝えします。

[講師プロフィール]

日本中医営養薬膳学研究会 代表
世界中医薬学会聯合会・薬膳食療研究専業委員会 常務理事、副秘書長
国際薬膳専業資格評審認定委員会 常務副会長
漢方薬膳 良仁堂(日本中医営膳会直営)代表
全日本薬膳食医情報協会 顧問
日本中医食養学会 相談役

中医師。中国北京出身。北京中医薬大学卒。
同大学中医営養学教育研究室(中国では大学の学科として初設置)の創立に参画。
同教研室講師を経て、1989年に来日。
北京中医大日本校(現:日本中医学院)助教授、東京薬膳学院特別講師などを歴任。
2011年に中医営養薬膳学研究会を設立(2018年に一般社団法人化し「日本中医営養薬膳学研究会」と改称)。
2019年3月には、「薬食同源」実践のため、直営薬局「漢方薬膳良仁堂」を開店。

《主な著書》
「科学飲食大全」(共著)新華出版社
「中医老年病学」(老年病の療養)上海医学出版社
「中国食品」(食療食補連載寄稿)中国食品科技情報センター主催雑誌
「薬膳市場データブック2016 国内薬膳市場に関する調査概況」(第1~3章を監修)美容経済新聞社
「基礎中医営養薬膳学」(監修)日本中医営養薬膳学研究会

開催要項

件 名: 現場で活躍している先生方シリーズ

テーマ:「学んで得する、聞いて役立つ漢方講座」

日 時: 2018年9月22日(土) 13:00~17:00 (受付開始 12:30〜)

講 師: 中島 実 氏 (日本漢方生薬製剤協会 広報委員会副委員長)
     西野 裕一 氏 (誠心堂薬局 代表取締役)
     薛 葉祥 氏 (イスクラ産業株式会社 中成薬事業部 中医学講師)
     梁 ペイ 氏 (一般社団法人 日本中医営養薬膳学研究会 代表)

会 場: ワイムスペース市ヶ谷
     住所:〒162-0845 新宿区市谷本村町3-26 1F
     アクセス:東京メトロ南北線・有楽町線 市ヶ谷駅7番出口から徒歩3分
          JR総武線・都営地下鉄新宿線 市ヶ谷駅から徒歩5分
          ※外堀通りから靖国通りを防衛省方面に入ってすぐ、ファミリーマートの3軒先。

対象者: 薬膳・中医学・漢方に興味がある方ならば、どなたでも参加いただけます。

お申込期限:2018年9月19日(水)までにお申し込み下さい
(準備のため、お早目にお申し込み下さいますようお願いいたします)

参加費: 本会会員:4,500円、非会員:7,000円(いずれも資料代、消費税を含む)