薬膳体験イベントの参加者の方々から、ご感想をいただきました、ありがとうございます。

【金子 真巳さん】

今回、梁先生や他の薬膳を学んでいる方たちと四川料理を通じて薬膳を知るというイベントに参加しました。
土曜日の午後にゆっくり同じ興味を持つ人たちと中国人で食べ物にうるさいであろう、梁先生のおススメの美味しい中華料理が食べられてラッキーだな ! 程度で気軽に参加しました。
そこに先生が用意してくださった提供されたお料理の性味表があり、隣の方と話もたくさんして美味しいお料理もたっぷり食べ終わった頃に、 あのお料理は陰か、陽か、体を冷やすか、熱くするか、とおさらいが始まりです。
実際、その場にいる方たちと一緒に食べたものですぐに復習が出来るので、ちょっとのってるネギや中に入っているニンニクはどう考えるのか、 などの実際のポイントがよく分かりました。
またお料理の調理方法についても珍しいものがあり、「蒸したんじゃないか」「直火にかけたんじゃないか」と食いしん坊の方ばかりなので 活発に議論が始まり、中には厨房の方に質問して聞いてきたよ、などという方もいて和気藹々と楽しいお食事会としても大満足なものでした。
お料理もきれいで本当に美味しかった!

中でも私が感動したことは、「コース料理は相対的にバランスをとる」という基本的なことです。
冬の寒い日なので体を温める力がとても強い羊肉の炒め物がコースの中の一品として入っています。
でもそれだけでは、たくさんの量の中華料理を他にも食べれば、「のぼせる」「胸焼けする」ような熱くなりすぎてしまうことがあるかもしれないので、 前菜や他のお料理をなるべく「平」や「陰」にして「全体的な胃の中のバランスを整える」ということを念頭に先生が メニューを選んでコースを組み立てた、という解説を聞いてなるほど納得です。

【三俣 聡美さん】

12月14日(土)に、新宿の歌舞伎町にある四川料理の名店『川香苑』で、薬膳のイベントに参加してきました。

私に薬膳の魅力を教えて下さった粱ペイ先生の学会でのお話の後に、先生が厳選した特別メニューのコースを頂きました。
素朴で純粋な味と香りの美味しい四川料理でした。

私の薬膳レッスンではどちらかと言うと身近な食材を基本にどなたでも作れるレシピをご紹介していますが、 本格的な四川料理をそれぞれの料理の構成や薬膳的な視点で考える事でとても勉強になりました。また、同じテーブルの方々は、私の通う大学の薬膳科の方で、皆さん色々な分野でご活躍している中で、 これから薬膳を活かそうとしていてとても向上心のある方ばかりで素晴らしいなと思いました。

私も薬膳師を取得した後、薬膳研究科や薬膳講師養成講座で学んできた事が現在の実生活や仕事に活かされています。
薬膳を通し知識だけでなくたくさんの人に出会える事でとても刺激を受けた一日でした。
来年から、薬膳茶講座に参加したいな~と思ってるのでまたご紹介させて頂きます。

(このコメントは、お許しを得て、三俣さんの人気ブログ「薬膳の経絡(みち)」から転載させていただいています。三俣さんありがとうございます。)